近年、IoT の普及に伴い、電池レス、無線、また高温、高ノイズな過酷環境でのセンシング要求が高まっています。そのニーズに対応するため、電池レスのSAW (Surface Acoustic Wave、弾性表面波)パッシブセンサを用いた無線温度監視システムを開発しました。
■ 電池レスで動作
■ 小型・軽量・長寿命・高耐久
■ 高電界・高磁界・高温環境で動作
■ 埋め込みタイプなどの電池交換が困難な用途に適用可能
■ SIG-100: 自社製ゲートウェイ(GateWay)。カスタマイズ可。
・Wi-Fi/LTE/有線USB/光ファイバ
・RS485、MODBUS RTU対応
■ EPMS1.0: 自社製、可視化を行う監視・分析ソフト。カスタマイズ設計開発可。
大電流を伝送する高圧電力ケーブルにとって、ジョイント部が発熱し易く、熱が逃げにくく、高温で絶縁層の劣化を早め、設計寿命に到達する前に、ブレークダウンの故障が生じ、火事になったことが報告されている。また、上記ジョイント部の発熱による故障を確実に予測することができず、大きな停電故障になってしまうことがある。これにより、大電力を消費する工場群で長時間にわたって生産ラインを停止したり、大ショッピングモール街の活動が長時間にわたって停止したりして、経済損失が莫大なものになってしまう。(一社JCAA)
・高電圧・高電界・高磁界環境での電力ケーブル接続導体に直接埋め込み、小型、耐高温(>150℃) 、電池レス、高寿命に優れ、数十年以上メンテ不要。
・高圧ケーブル接続部の導体温度直接監視でき、送電負荷を予測でき、過負荷等の事故の未然防止に役立てられる。 特許取得済:特許第7072312号
配電盤母線接続部や断路器主回路接続部のケーブル・電線の接続端子、電流計切替スイッチなどの過熱焼損を防ぐために、本システムを用いて、常時温度監視する。
本システムの仕様:
是非お気軽に、info@ks-global.co.jpまたはこちらへお問い合わせください。