UVカメラ製品・検査支援サービス


電力可視化スマート診断技術

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UVカメラ MetaUVI-100

商標登録済:第6574772号、 特許取得済:特許第7442848号

詳細のパラメーターはここへ UV Camera MetaUVI

6つの強み

● 軽量、携帯便利、人体工学設計
● 高精度画像処理アルゴリズムを用い、放電箇所を正確に特定可能
● 高感度UVデテクター:高性能、無減衰、弱いUV信号にも検出可能
● 複数放電箇所を同時に定量検査可能
● 240~280nmのUVフィルダーを使用し、日中晴天下でも検査可能
● 広角と望遠のダブルレンズで、広範囲と局所を迅速に切り替え可能

【販売・レンタル価格】

レンタルご希望の際は、【レンタル申込書】をダウンロードして必要事項をご記入の上、本メールアドレスinfo@ks-global.co.jpまでお送り下さい。


 コロナ放電遠隔監視制御システム MetaUVI-100RMC

  ※事業再構築補助金の補助事業

  ※特許出願中 特願2024-085548

  詳細のパラメーターはここへ MetaUVI-100RMC

  【システム導入】、【カスタマイズ開発】  について、info@ks-global.co.jpまたはこちらへお問い合わせください。

解説 コロナ放電及びUVイメージング技術

コロナ放電とは

空気の絶縁耐力には限界があり、気温20℃、1気圧の標準状態において、波高値で約30kV/cm、実効値で21.1kV/cm の電位の傾きに達すると空気は絶縁力を失い、電線表面から放電が始まります。この現象をコロナ放電と呼び、絶縁の劣化や汚染はコロナ放電を引き起こす原因となります。
■ 薄光及び音を伴い電線、がいし、各種の金具などに発生する。
■ 細い電線、素線数の多いより線ほど発生しやすい。
■ 晴天時より雨・雪・霧などの悪天候時に発生しやすい。
■ 高温、低気圧、汚染時に発生しやすい。

一方、コロナ放電が発生すると、電力損失、電波障害や通信障害が発生し、また、電線腐食の誘因になります。電波障害は無線通信用の電波を妨害し、通信障害は付近の通信線に誘導障害をします。



紫外線とUVカメラ

コロナ放電では高電界が空気をイオン化し、窒素分子を励起し、紫外線(UV)を放出する。

短波長の紫外線(UV-C)は、オゾンに吸収され地表に届かない。

信号源自体のUV画像を取得するには、背景光(主に太陽の放射から)のUV光を除去するフィルターが必要。

UVーCの紫外線フィルター(240-280nm間)を用い、各光学モジュール、電子回路、独自の画像解析アルゴリズムにより構成されたUVカメラは、日中晴天下でも高感度でコロナ放電を検出できる。

光イメージング技術

独自の画像解析アルゴリズムにより、背景ノイズの抑制ができ、高感度コロナ放電画像が得られる。

可視画像と UV 画像を重ね合わせるデュアルチャネル画像結合ソフトを開発し、高精度でコロナ放電箇所を正確に特定できる。

コロナ放電検出UVカメラ用途

■ 発電・送電・変電・配電の電力機器・設備、各種モーター、電気制御装置、絶縁体、送電線等々。
■ 鉄道会社: 鉄道架線や送変電所の電気設備などの保守・メンテナンス、絶縁碍子(がいし)性能低下の評価。
■ 高電圧研究所: 各種高電圧トランスの絶縁低下及び不良調査、高電圧トランスの劣化診断、高電圧機器設備改良、学術的リサーチ。
■ 重電企業や港湾ターミナル内での電力供給施設: 定期点検、絶縁劣化。